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『研究を売れ!』優れた研究でも売り方、出し方が大事。

研究をいかにして世に出すか。こういった悩みを持つ人は、世間的には少ないと思います。それにひきかえ、イノベーション関連の本や記事って結構多いように思います。この本は、単にイノベーションはどう起こすか、という観点ではなく、様々な研究をいかにし…

机の上を落ちずに掃除する、カワイイ卓上ルンバを作ってみた。『大人の科学マガジン 卓上ロボット掃除機』編

最近のマイブーム、大人の科学マガジンです。 実はだいぶ前に作っていた、卓上ルンバの紹介です。大人の科学マガジンVol.33(卓上ロボット掃除機) (学研ムック 大人の科学マガジンシリーズ)作者: 大人の科学マガジン編集部出版社/メーカー: 学研プラス発売日:…

『新しい事業機会を創出する「未来洞察」の教科書』から、未来は予想するものではなく創るものであると再認識スル。

そうです。未来は予測するものではなく、創るものなのです!って、いきなりなんなんですか。諸事情により、この著書の方と会うことになったので、予習した内容をレビューします。中身が濃いものなので、途中までのレビューにとどまっていますが。。。新たな…

本当に風の力で歩くとは!?『大人の科学マガジン テオ・ヤンセン式 二足歩行ロボット』編

ここ最近は、ロボットとか電子工作に興味を持ち始め、とりあえず手っ取り早く感覚をつかめる媒体を探していました。会社の中には、それぞれの専門家がいて、いろいろ話を聞けるような、ありがたい環境ではありますが、やはり自分の中に感覚的なものが欲しい…

『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方』を読むと、リーダーって実は何もしない方がいいのかも?と思える。

さて、課題図書の読み漁りがちょっと滞っていましたが、最近復活の兆しです。直近で読み切ったのは、これです。 アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」のつくり方: 一人ひとりの能力を100%高めるマネジメント術 (知的生きかた文庫)作者: マイケルアブラショフ,…

『はじめての事業計画のつくり方』

「本なんか読んだところで、事業計画なんて書けないよー」という先輩からの指摘もありましたが、そうは言われましても何かにすがりたいものです。はじめての事業計画のつくり方 21世紀スキル作者: 吉本貴志,伊藤公健出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエ…

『ソニー再興の劇薬 SAPプロジェクトの苦悩』を見れば、大企業からイノベーションが出ないとか言い訳している場合ではないと焦る。

さて、オープンイノベーション関連シリーズです。オープンイノベーションについては、過去に数回記事*1*2にしていますが、今回はめちゃくちゃわかりやすい具体例です。 「ソニーって最近新しいもの出した?」 こんなことを言われ続けて、数年が経ち、いよい…

『コネ持ち父さん コネなし父さん』を読んで、名刺コレクションは無意味だと身を引き締める思い。

なんか最近よく見るタイトルシリーズですかね。今回は、何かのついでに購入した本を一気読みしました。 別に「コネ持ち父さんになりたいぞ!」という強い意志があって、手に取ったわけではないのですが、最近は会社外でのネットワークが広がりつつあって、ど…

『コンセプトのつくり方(山田壮夫)』をとりあえず、ふむふむと読んだ。

この手の本は世の中に溢れてますが、これほど薄いものは珍しい?と思い、ハンドブック的位置付けで買ってみました。 コンセプトを作るとか、ビジョンを作るとか、大事大事とは言われますが、なかなかその重要性を認識し、実践している人は周りにいないように…

『オープンイノベーションの教科書』(2015年)は、ほんとに教科書として持ち歩きたいレベルの良書。

どうやら今月は『課題図書読み漁り月間』のようです。4月に入ってから模索、妄想していた構想がほぼ頭の中にできつつあり、それを現実の事例で検証している感覚です。これが終われば、あとは実践なのですが、このプロセスを怠ると、とっても間違った方向にブ…

『ホンダ流ワイガヤのすすめ』(2015年)を読んで、真のコミュニケーションの重要性を再認識。

いかにして企業からイノベーションが生まれる体質にするのか、そんなことを考えている中で、読む価値があると判断された課題図書です。 ホンダ流のワイガヤのすすめ 大ヒットはいつも偶然のひとことから生まれる2015年11月に出版されたこの本ですが、ホンダ…

【 4~6月度】読みたい本リスト定期便

はてさて、4月から部署が変わって、はや2ヶ月半。もう3ヶ月になろうかとしています。徐々にですが、頭の思考回路も新部署に染まってきたように思います。しかし、まだまだ足りていない部分が多すぎるので、自主的に努力するしかありません。社会人は誰かか…

本屋で気になった、マネジメント系の著書

さて、最近はめっきりマネジメント系の本に目が行くようになりました。これまでは、なんとか企業がまちづくりを事業として行える道筋を探すために、ヒントとなる著書にばかり目が行っていました。しかし今年から、新たな展開があったということで、マネジメ…

『ホンダ イノベーションの真髄』から、大企業でもイノベーションを生み出す手がかりを探る。

新年度になって部署が変わり、新たなことを勉強していく必要がでてきました。詳しくはこちら。同じ部署の人たちと対話をしたり、それぞれの会話を観察する中で、人間性や人間関係が少しずつ見えてきた感じです。また業務を進める上で学ぶべきこともたくさん…

『まんがでわかる セブンイレブンの16歳からの経営学』を読んだ矢先に、鈴木会長辞任のニュース! どうなる?コンビニ業界!

10年前、就職で関西に引っ越してきたとき、近所のS友で古本屋がどこにあるか尋ねました。そこで教えてもらった古本屋が、なんと閉店セールをしていたので、悲しくなりつつも、この際なので比較的新しめの専門書を買いあさりました。その一つがこれ。まんがで…

『空き家は2018年までに手放しなさい』を読んだけど、手放す空き家がまだないよってな。

衝動買いの本を1時間くらいで読みきりました。僕にしては珍しく一気読みした感じ。これです。空き家は2018年までに手ばなしなさい (SB新書)作者: 沖有人出版社/メーカー: SBクリエイティブ発売日: 2016/01/07メディア: 新書この商品を含むブログを見るなんと…

『だから、僕らはこの働き方を選んだ』東京R不動産のフリーエージェント・スタイル を今更読んだ。

働き方に関する研究をしている人におねだりして買ってもらった本を読み終えました。車通勤だと本を読む時間が限られてくるのでなかなか読み終わらないが悩みです。だから、僕らはこの働き方を選んだ 東京R不動産のフリーエージェント・スタイル作者: 馬場正…

『1998年の宇多田ヒカル』(宇野維正, 2016年)から当時の音楽シーンを振り返り、タイプ別の生き方を学ぶ

久々に本屋で爆買い(4冊だけだけどw)してしまいました。その中の一つがこれ。1998年の宇多田ヒカル (新潮新書)作者: 宇野維正出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2016/01/15メディア: 新書この商品を含むブログ (3件) を見る もうタイトル見ただけで『読んで…

蔦屋書店に行って、手に取ってみたら読みたくなった本たち

以前、Amazonを眺めながら、自分の興味に合いそうな本を探してみました。 demacassette2.hateblo.jpその時に感じたのですが、 実際に実物を見ても本当に読みたくなるのだろうか?書店に行ったら、もっと興味深いものが見つかるのではないか? ということを。…

『未来が変わる働き方 TAKE ACTION』から働き方を考える。

またしても良本を薦められたので読んでみます。これをなぜ薦めてくれたのか?と尋ねると、「あなたは、この本に書かれてるようなことやってそうだから。」とのこと。確かにそうかもしれませんが、そんな本を書くような方と同じにされるなんて恐れ多いですw未…

今年読みたいと思う本を整理してみる

突然ですが、今年(というか今から)読みたい本リストを考えてみました。というのも、去年は行き当たりばったりで目の前に出会った本を素直に読むというスタイルでしたが、今年は少し戦略的に行こうかとも思ったりするからです。 demacassette2.hateblo.jp ↑…

2015年に読んだ13冊をおさらい(データサイエンスでまちづくりに貢献したい研究者の場合)

年末ですね。いろんな場面や媒体で今年のおさらい的なことが出ています。私もそういった動きに便乗しておさらいしてみます。わかりやすいところで、読んだ本たちです。一部は過去にレビューさせてもらってますが、それらも含めて総決算です。後の方にも書い…

『佐藤可士和の打ち合わせ』(佐藤可士和, 2014.11)から学ぶ"打ち合わせ"の真意

佐藤可士和さんは、ユニクロのロゴとかを手がけていて世の中的にも超有名な人ではないかと思います。デザイナーのお仕事ってさぞかし大変なのでしょうね。と想像もつかないけれど勝手にそう思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。もしくは、高額なデ…

『LIVE SIMPLY』(本田直之, 2014.10)から突き刺さる言葉集

久々に本のレビューです。仕事の良き先輩にお借りしたのでじっくり読んで気になった部分だけ記録します。 Live Simply シンプルに生きるための162のコトバご自身のこれまでの著書を名言集的にまとめたセルフカバー本(?)と言ってもいいのではないでしょう…

『行動経済学 経済は「感情」で動いている』を読んでみた1

私も研究者の端くれとして、日々勉強しているつもりです。しかしながら、勉強のための時間などあまり裂けません。ということは、仕事しながら、走りながら勉強するしかありません。ま、社会人の人が勉強しようと思えば、そうゆうことになると思います。この…