IFTTT(イフト)を使ってみた。単にアプリを使いこなすのではなく自分好みにつなげるという発想に震える。
IFTTT(イフト)とは、通常では繋がっていないアプリ同士をつなげるアプリです。
最近、IoT関係者、ICT関係者からイフトとかmythingsとか聞いて「はて?一体どんなことなの?」と率直に思っていました。どうやらAPIが関係しているようなのですが、APIは言葉としてはよく聞くけど、あまり本質を理解していませんでしたので、これを機に深掘りしてみました。
IFTTT(イフト)の概要
IFTTTのHPを見る限り、2013年から開始したサービスだということみたいです。発祥はサンフランシスコ。英語なので推測ですけど?
アプリ配信ページの説明文を見てみると、
IF は、あなたのお気に入りのアプリとデバイスを接続します。
Facebook、Evernote、Instagram、Twitter、Gmailなどの何百ものアプリとiPhone、Philips Hue、Fitbitのようなデバイスの間で自動接続を確立することで、あなたの生活を簡単にします。
とあります。紹介ページにある写真をみると、「if A then B」みたいな構文がアイコンで示されています。
はてさて、どうゆうものか。こうゆうのは、とりあえず触ってみることが大事ですので、まずはやってみます!
マイレシピの表示(My Recipes)
すりこぎマークをタップすると、これまで作ったレシピが出てきます。
とりあえず、メールとかtwitterと何かを連動させようとテストしてみた形跡が残っていますw
この画面の右上の+マークをタップすると、次に進みます。
レシピを作る(Create a Recipe)
この段階では、IFTTTで繋げられるアプリの一覧から、自分が繋げたいアプリを選んでいき、いよいよ新たなサービスを作り上げていきます。
この画面の中で、"CONNECTED"と書かれているのは、IFTTTとしてすでにつながっているアプリやサービスです。Facebookやtwitter,インスタグラムなど日本でもメジャーなアプリもありますが、ほぼ見たことがないアプリもたくさんあります。これを機に使ってみる行動にもつながりますね。
どこ触っていいかよくわからなくなりますが、画面の下にある、"Create a Recipe"をタップします。
if A then Bでアプリをつなげる
if A then Bというのは、中学英語レベルですが、単純に訳すと「もしAしたら、Bしてね」ということです。IFTTTの中では、次のように定義されているそうです。
- A・・・トリガー
- B・・・アクション
例「天気が変わったら、自動でつぶやく」
例えば、天気が変わったらツィッターでつぶやくといった連携を試してみます。
ツィッター側でどうつぶやくか、簡単にプログラムします。{ }内は返り値だと思われます。
これがAPIがあるから成し得た技なのでしょうね。
これまでは各アプリごとにデータの取り方、出力の仕方が異なるため、そのままではアプリ同士はつながりません。要はしゃべっている言葉が違うので、通じ合うことができない、といったところ。そこに、APIという翻訳家が介在することによって、翻訳家に入出力の制御文や返り値情報の定義を伝達、この翻訳家としてのAPIが提供されていることで、アプリ同士をつなぐことができるといった仕組みのようです。これ、API開発をしている技術者からの受け売りなので、間違っていたらすいませんー。
そして、できたサービスがこれ。わかりやすーい!
「天気が晴れになったらつぶやくよ」みたいなサービスができたと思っています。
実行した結果
実際にアクションした結果がこちら。一応なんらかのアクションはしてくれました。
しかし、なんだか地域設定がおかしそうですね。でも、ちゃんとやればめちゃめちゃ手軽にAPIを使った新たなサービスを作れちゃいますね!
とりあえず、簡単に備忘録。
関連情報
IFTTTはアメリカが先行して公開したアプリ連携アプリで、まさにIoTの代名詞と言えるのでしょう。その日本版は、ヤフーが提供をし始めたmythingsだということみたいです。
そして、IFTTTとmythingsの比較はこちらの記事が秀逸なのでご参照あれ。
bohemia.hatenablog.com