【一部ネタバレ注意】『シン・ゴジラ』はエヴァンゲリヲン好きにはたまらない作品だった。

めっちゃめちゃ今更ながら、シン・ゴジラを見ました。

映画が公開されている時期は、子供が生まれたばかりで映画館に観に行くなんて、とんでもない状況でしたので、レンタルで出たらすぐに見ようと思っていましたが、今になりました。

ストーリー的には、いろんな方がレビューしていますので、こちらではネタバレになりながらも、違う角度でレビューしておきます。

エヴァの曲流しすぎ！
【ネタバレ注意】在来線爆弾って。
【ネタバレ&憶測】最後の人間の形に見える尻尾の正体は？
合わせてチェックしたい

エヴァの曲流しすぎ！

　シンゴジラの脚本・監督は、エヴァンゲリヲンの監督でもある庵野秀明さんです。
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庵野秀明 - Wikipedia

言わずと知れたエヴァンゲリヲンの監督なので、エヴァンゲリヲンを見たことがあったり、はまっていた人はある程度覚悟できていたことでしょう。ただ、これほどまでとは。。。

エヴァンゲリヲンで使われている作戦会議などで使用される曲をそのまま使ってしまうんですもの。

NEON GENESIS EVANGELION

アーティスト: TVサントラ,CLAIRE,鷺巣詩郎,高橋洋子
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https://www.youtube.com/watch?v=ONqygJEJIhs&list=PLjcKRvzw1ztojLW6MIingbZtSuOB8eBefwww.youtube.com
この動画で、真っ先に流れる曲がそれです。

その他にも、登場人物名や所属、会議名などに明朝体を用いているあたりは、エヴァファンにとってはたまらないポイント。エヴァを知らない人は、いちいちうっとおしいなぁと思うかもしれませんが、エヴァ好きはきっと、「もっと出してくれ！」となっていたはず。

【ネタバレ注意】在来線爆弾って。

　※この内容はネタバレなので、ご注意ください。

　シンゴジラが、第二形態となり、東京の都心に侵入したのち、米軍の強めのミサイルで一時活動を停止しているところから、エヴァンゲリヲンのヤシマ作戦みたいなゴジラ凍結作戦が始まります。その名も「ヤシオリ作戦」。この名称の由来などは劇中では語られず、急に出てきた名前です。どうやら、映画関連のグッズなどで由来を公開しているようです。やり方が庵野さんらしい。
ultra-j.jp

　このヤシオリ作戦は、当初「矢口プラン」と呼ばれていましたが、長谷川博己演じる矢口内閣官房副長官の希望で、名称がつきました。この作戦は、ゴジラを凍結するために薬剤を投入し、安全にゴジラを止めようというものです。

　そして、在来線爆弾が出てくるのは、このヤシオリ作戦の重要な局面。実は、ゴジラは米軍の強めのミサイルを受けた際、結構ダメージがきつかったので、本能的に自身の射程圏内？に入った飛行物体は全て破壊するというモードになっていました。そのため、空中からの攻撃は不可能で、陽動作戦にしかなりません。

　その状況を打破するべく、空中ではなく足元からダメージを狙ったのが在来線爆弾です。幸か不幸か、このときゴジラは東京駅周辺に鎮座しているようでした。そこに爆弾を積んだ在来線（無人）を走らせ、ゴジラに突っ込ませます。かなりの火薬を積んでいたようで、ゴジラもそれなりによろめき、倒れます。こうなることで、ヤシオリ作戦の要である、薬剤注入が届く距離にゴジラを導くことができるというものです。

　なぜか、文字だけで解説しましたが、映像で見ると在来線の多さに驚きました。ところで、東京駅の在来線ってどれくらいは知っているのでしょう？

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JR東日本：駅構内図（東京駅）