自分のこと part1


私は何者なのか。

今は、職業は企業の研究職である。少しだけ過去を振り返る。

地味だがまじめにやってたら良い話が舞い込んできた

 私は、とある地方の普通の進学校を普通の成績で出て、その地方の国立地方大学に入学し土木や建築の構造についてある程度まじめに学んだ。大学時代はなんかやりたい事がぱっとせず、そのせいか就職活動も困難を極めた。と言っても、100社受けて全部落ちたというほどではない。十数社受けて全部落ちただけだ。

 そのことを研究室の先生に伝えると、「○○から推薦の依頼来てるよん」との朗報。食い気味に是非受けます。実際は、2択用意されていたのだが、大学院の先輩から優先的に選択。お残りが私の元に来た。でもそのお残りの方が私にとっては本命だったのだ。そして、必要な面接などを受け、これだけでいいの?的な面接だったが、ありがたく採用された。本当に運が良いと改めて思っている。

周りの人は学歴はすごいが、必ずしも中身があるとは限らない

 会社に入り社会人になると、いろんな事が勉強になった。そこそこ大きな企業なので充実した研修プログラム、先輩からの熱心な指導など、まぁ至れり尽くせりなのである。良い高校行って良い大学出て良い会社に入った人なら当然の報いなのだろうか。私は何か違和感を感じていながらも、目の前のことは一生懸命に取り組んだつもりである。研修が終わり、現在の職種になるとまた世界は一変した。企業の研究所というのは、それはもう機密情報の宝庫である。そうゆう情報は簡単に知人にも家族にも言えるものではないな、と心に誓った。その一方で、この立場はめいいっぱい利用するべきだと直感的に思った。思ったものの、仕事を覚える事やこなすことが先にあり、なかなかほかの事を考える余裕がなかった気はする。今となっては、まだまだいろいろ勉強できたとは思うが。

転機は突然降ってくる。でもなんとなく自分が適任だと思った

 社会人5年目を迎えようとした頃に、突然大学院進学の話が出てくる。なにやら会社の上層部の重要な知り合いが、新しい大学院を設立するので、企業からも人を募集したいとの事だった。うちの会社はそうゆうことには結構前向きなスタンスなので、引き受けたのだろう。(今はちょっと状況がちがうかも) そして、その話がなぜか私のところに来るのである。新しいことにチャレンジできる人を求めている中で、自分に話が来るという事は、まぁそうゆうことに向いていると他人や上の人は判断したのだろう。私はもちろん速攻で受け入れる。めちゃめちゃワクワクしていたのだ。さらに、30歳までに社外に出たいと心で思っていたので、まさに絶好のチャンスだったのである。そして、社会人5年目の4月は、入学式への参加から始まったのである。

 

ここまでは、自分がある既定路線を歩いてきたところまで振り返った。この後、出会う人、出会う学問、出会う機会などから、様々なショックを受け自分が変わっていくのである。変わった結果、次のステージに上がる決意をする。

 

続きはpart2にて公開予定(時期未定)