AIスピーカーがやたら出ているけど、全く魅力を感じない。むしろ恐怖。


時事ネタです。
AIスピーカー元年と言われているようですね。

Google、LINE、Amazonが次々にAIスピーカーを市場に投下してきました。

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Google Home(グーグル ホーム)
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Clova WAVE
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Amazon Echo

Amazonでは、Google HomeとLINE Clova WAVEは扱っていない!露骨ですね。当然といえば当然ですけど。

詳しい機能の比較については、以下の記事が最も分かりやすいです。
freelifetech.com

機能はいろいろあるとしても、
全く買う気にならないんですけど!!


その理由について、自分なりに考えてみました。

(疑問1)そもそも家で音楽を聞きますか?

そもそも、家で音楽聴いてる人って結構いるんですか?
正直僕は全く聞きません。なぜならうるさいから、家族がいるから。

www.youtube.com
「クローバー、音量上げて。」なんて、言うわけねー!って思っちゃった。

lineblog.me
(茂木さんも音楽聞かなくなったらしい。理由は、昔に比べて動画やゲームなどのコンテンツが増え、音楽を聴くという行為がコンテンツの一つに成り下がったから、と分析しています。)

テレビは見ますけど、うちの妻はなんとなくテレビをつけることを嫌っており、誰も見てないようだったらすぐに消されます。おそらくそんな家庭環境で、音楽なんて流した日にゃ、速攻で電源抜かれると思います>


どうせなら、余計な機能はなしで、音質の良いスピーカーや5.1chサランドシステムのような本格的な音響環境を望みます。

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(疑問2)家でスピーカーなんかに話しかけたいですか?

家でそんなに話しかけたいですか?
一人暮らし専用ですか?
家族との会話より、スピーカーとの会話が大事ですか?

この疑問点に対しては、個人的にもっと追求したい気持ちです。

sawady51.com
(人との会話って大事ですよね。)


ここで、念のためAIスピーカー各社のコンセプトムービーを振り返ってみます。
(もしかしたら、私が想像していない魅力が隠されているかもしれないので)

Google Home

www.youtube.com
子供との触れ合いが描写されています。
ただ、スピーカーがなんでもしちゃうと(例えばトーマスの動画を流すとか)、パパの威厳がなくなっちゃいますよね。
「パパよりGoogleの方が賢い!パパじゃくてもいいやー」
これは、つらい。確かに近未来ですけど。

LINE Clova WAVE

www.youtube.com
これまた、家族の描写です。パパが家にいて、ママはタクシーに乗っている。やはり共働きの想定。しかも、パパが家にいる日のことを敢えて表現しているようにもとれます。
Google Homeのストーリーとほぼ似ていますが、LINEメッセージをやり取りできることが強調されています。
これは、確かにLINEの強みを大いに発揮できる部分かもしれない、と変に納得してしまいました。
でも、今やフリック入力の方がみんな早いんじゃない?


Amazon Echo

www.youtube.com
英語ヴァージョンしか見つかりませんでした。Amazonは、買い物につなげたいんでしょうね。さすがにわかりやすいですが、誤発注が怖すぎる
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

過去に、通常のAmazonのサイトですら、同じものを2個頼んでしまったことがあるのに!それは、自分のミスだとしても。
わざわざ買いたいものを音声でいう場面って一般的な家庭ではないように思います。
(想像力が乏しいだけでしょうか?)



というわけで、コンセプトムービーは各社うまいこと作りこんでますが、ターゲットがイマイチはっきりしない気がします。

ムービーを見る限りは、子供がいる家族向けだと解釈できますけど、それに該当する私としては、
「邪魔でしょ。子どもは嬉しいけど、変なことされると困る。」
という感情が先に来てしまいます。

使ってみると、そうでもないんでしょうかね。


(疑問3)情報がどんどん吸い取られているとは思いませんか?

これが最も恐ろしく、重要な疑問です。みんな普通は気付いてますよね?

すでにいくつか指摘はされています。
biz-journal.jp
blog.kaspersky.co.jp

そもそもGoogleという会社のミッションをご存知でしょうか?

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるよう にすることです。

Google HPより)

やばいですよね。おぞましいです。ただ、イノベーションを起こす人って、大概やばい人です。
大胆でクレイジーなミッションを掲げたからこそ、ここまで大きな存在になったのだろうと思います。


話を戻すと、Google Homeの投入により、Googleが得ようとする情報は、家庭にまで侵入してきたことになります。
この恐ろしさを想像してみてください。


もちろん、これによって便利になる未来は訪れるでしょう。しかしながら、それは私たちが捧げた生活ログを後世の人が利用している状態だと思います。
しかも、何の関係もない人に自分自身の生活ログが活用されている可能性があります。

もちろん、匿名化され個人が特定されることのないよう、うまくやっていくのでしょうが、自分たちの生活を搾取されているようで、良い気分ではないですよね。
u1005.hatenadiary.jp
同じ気持ちの人がいて良かった。


今後はappleも参入してくると思われます。どーすんだ?
wired.jp


じゃあ、何なら許せるか。

文句ばっかり言っても仕方がないので、ここで落とし所を探してみます。

もし、家庭にアシスタントロボやコミュニケーションロボを取り入れることがスタンダードになったとしたら、私はこれを取り入れたい。



aiboだー!!


やっぱり、ソニーは時代の先を行き過ぎていたんですね。
今こそ、復活を遂げたので、バカ売れなんじゃないでしょうか。

新しいaiboちゃん(くん?)

aibo
ちょっと、イヌ感が出すぎていてイマイチという評価をしている人もいますが、家にいるならやっぱペット型が自然だと思います。
(ついでに掃除とかしてくれたら最高ですけど)


というわけで、結論的には「どうせなら、aiboが欲しい!」ということになりました。
価格は、19万円ということで、AIスピーカーを10台位買えちゃうんですけどw



みなさんはAIスピーカーに対して、どんな感想をお持ちなのでしょうか。