読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

いつかギャフンと言わせたい

平凡な会社員が、いつか周りをギャフンと言わせるために日々スキルを磨くための記録。

「新国立競技場整備事業」から施設建設計画を学ぶ0(再コンペ案公表)

12月14日に新国立競技場に対する新しい技術提案2案が公表されました。

新国立競技場整備事業に関する技術提案書 | 新国立競技場 | JAPAN SPORT COU

すでに様々な角度でレビューがなされています。

archipelago.mayuhama.com
potatostudio.hatenablog.com
はてなブログって検索ヒット率が高いのかな?)



私のブログでは、現在「うめきた2期区域の検討会から都市計画を学ぶ」シリーズを鋭意展開途中でして、いつか新国立競技場についても勉強したいと思っていました。いつか書くとは思いましたが、情報がホットな今のうちに書き留めておきたいという衝動にかられ、第一報的な位置付けで簡単にレビューします。私の立ち位置としては、建物の提案がどうのこうのということより、コンペの運営や流れの方に興味があります。なので、提案に対する専門的なレビューは世間の詳しい方に委ねます。


まずどこから見たらいいの?

情報元の

新国立競技場整備事業に関する技術提案書 | 新国立競技場 | JAPAN SPORT COU

にアクセスしてみますと、なんとも膨大な量のPDFがアップされています。

f:id:demacassette:20151216012631p:plain
f:id:demacassette:20151216012638p:plain
f:id:demacassette:20151216012645p:plain

・・・どっから見たらいいのかわからん。。。

とりあえず基本図面の中からピックアップ

もう情報が多すぎて、今の段階では見るのが疲れるので(ほんとは見るの楽しいから疲れないけど)、基本図面の中から提案の中身が表現されてそうなイメージを抜き出しちゃいます。

◼︎A者の案(技術提案書、全48ページ)

コンセプト「社のスタジアム」
外苑と緑と水とスポーツのネットワークをつなぐスタジアム
歴史ある神宮の緑をつなぎ、100年後を見据え、大地に根ざす「生命の大樹」として市民に開かれたスタジアムを創ります
f:id:demacassette:20151216013432p:plain
全景イメージパース
f:id:demacassette:20151216014233p:plain
地上レベルイメージ
  ー基本図面、p11より

◼︎B者の案(技術提案書、全50ページ)

コンセプト「社のスタジアム」
神宮外苑の歴史を継承して「新しい伝統」を再発見し、明るく豊かな社に包まれたスタジアムを創ります
f:id:demacassette:20151216014029p:plain
全景イメージパース
f:id:demacassette:20151216014417p:plain
地上レベルイメージ
  ー基本図面、p2より

第一印象での所感は置いといて

正直、こうゆうのって比べるの難しいですよね。基本的なコンセプトはどうしても似てくるのでしょうか。そしれ、世界最高のスタジアムを作ろうとすれば、自ずといろんな要素を詰め込みまくって、今考えられる最大のものにするのが当然の考え方というところでしょうか。この辺は、私は勉強不足なので、今言及すべきではないと思っています。なので、もう少し詳しく見た段階でレビューします。

少し目を引く「30年後の姿」

 所感はまた今度と言いながら、両者の技術提案書をざーーーくり見てみますと、提案の焦点が少し違うことに気づきました。
 B者はどちらかというと、今までよく見た大型施設の提案に近くて、要素を詰め込みまくってるのかな?という印象。
 一方A案も詰め込みはあるのですが、「競技大会後30年の姿」というイメージを随所に織り込んでいます。これは個人的に大好きです。
 オリンピックは一大イベントですが、所詮2週間くらいのお祭り。準備や後片付けなどいろいろあったとしても、せいぜい盛り上がっているのは1カ月程度ではないでしょうか?そういった施設に対して、従来の目的を果たすとともに、メインの目的が終わった後のことも考えられた提案というのは、今の時代にマッチしているように感じます。
 これらの提案がそれぞれ、隈研吾氏、伊東豊雄氏のいずれかであるらしいです。詳しい人が見れば、名前は伏せられていても大方予想はつくようです。各建築家のこれまでの仕事っぷりの違いなんかも知りたくなりますが、次回以降のシリーズ構成も踏まえてこれから検討していきます。目的はあくまでケーススタディですから。安心して下さい、別に提案に対してどうのこうの言うつもりはありませんので。

では、またいつか。