「うめきた2期区域まちづくり検討会」から都市計画を学ぶ その1(「うめきた」とは)
実は私、都市計画についてがっつり勉強したことがありません。過去の記事で簡単に私の経歴が書いてありますが、都市というよりは建築単体の学科出身です。
2011年頃からまちづくりに興味を持ち始め、自分のスキルや考え方をすべてぶちこめる対象物に出会ってから、ある程度勉強していましたが、やはりしっかりと勉強した人には勝てないな、とか思ったりします。
ですが、私の性分としてなんか講習とか専門学校とか行く気はさらさらありません。勉強というスタンスで抽象論を学ぶより、実践している人から直接話を聞くか、実際の案件に首を突っ込んだ方が圧倒的に吸収できるものが違うと考えているからです。
そこで、大阪で大きな再開発案件として挙がっている、「うめきた2期区域」の事業計画について公開されている情報などから自分に足りない点を補ってはどうかと思います。
◼︎うめきたってどこ?
JR大阪駅と阪急梅田駅に囲まれたようなエリアです。先行開発として、グランフロント大阪やインターコンチネンタルホテル、高層マンションが建っています。かつては梅田北ヤードとして、JR西日本の車両基地として使用しその後は貨物駅だったらしいですが、大阪の一等地をより収益性の高いものにしようぜ!?的な意気込みがあったのか、貨物駅は吹田の方に移転し再開発計画が始まったようです。
Wikiさん
→"うめきた"と検索してもなかなかでません。正式には梅田北ヤードとか梅田貨物駅だったのですね。
お詳しい方のブログ↓
うめきた・梅北(梅田北ヤード)の歴史 - 十三のいま昔を歩こう
解体風景が記録されていて、なんだか切ない気持ちになります。
本格的に再開発の話が持ち上がった当時(2009年頃?)、平松市長はサッカースタジアム構想をぶちあげたが、橋下大阪府知事は森にしたいとした。
なんやかんやあったようです。
大阪市市政 うめきた2期区域開発に関する民間提案募集における優秀提案の決定について[2014年6月27日]
- 株式会社竹中工務店
- 株式会社大林組
- 大阪ガス株式会社
- 三菱地所株式会社
- オリックス不動産株式会社
- 阪急電鉄株式会社 ◎、株式会社 新産業文化創出研究所、株式会社 地域・交通計画研究所
- 住友不動産株式会社
- 積水ハウス株式会社
- 株式会社昭和設計 ◎、有限会社 SANAA事務所、一般社団法人 医療国際化推進機構、株式会社 健康都市デザイン研究所、株式会社博報堂、学校法人 大阪滋慶学園
- 大和ハウス工業株式会社 ◎、株式会社 フジタ、大和リース株式会社