QGISにデータを読み込む


 GISシリーズの前回「QGISをMacにインストールできないorz...できた!」では、Macに最新のQGISをインストールする手順を確認しました。というより、私が勝手に戸惑いながら導入したといった感じ。

今回は、QGISにデータを読み込みます。正確には、GISソフトで地理的データを表示するかもしれません。せっかくGISソフトをインストールしたので、その醍醐味をまずは感じたいですよね。まず、最終イメージを先にお見せしますね。

f:id:demacassette:20150204224851p:plain

今日は、この状態になることを目指します。簡単です。

 

GISソフトで扱えるデータファイルで最も一般的なのは、「シェープファイル」です。「シェイプファイル」ではなく、「シェープファイル」だそうです。これは、GIS業界を牽引している(?)ESRI(エスリ)というアメリカの会社が独自に設定したデータ形式らしく、事実上世界標準となっているらしいです。詳しくは以下で確認。


日本もGISデータ形式を持っていたような感じですが、いろいろあってデファクトスタンダードは勝ち取れず?なのでしょうか。詳しいことはわかりません。わかり次第、気が向いたら書きます。

さて、今回はごちゃごちゃいってないで、まず実践します。そのためには、GISにぶち込むデータをダウンロードします。これもいろいろ提供されていますが、ESRIさんにおんぶにだっこします。以下から「全国市町村界データ」をダウンロード。

ダウンロードしたら、一応中身を見てみます。

f:id:demacassette:20150204225031p:plain

「・・・ん、さっぱりわからん。どう開くの?」思われるでしょう。 そうゆうときは、

  1. QGISを開いて。。。
  2. 「○○.shp」ってファイルをQGISのキャンバス(白くて広いところ)にドロップ!

以上。簡単でした。

簡単なのが、GISソフトの醍醐味かもしれません。ファイル形式はなんかややこしいですが、そうゆうことをあまり気にしなければ、かなり手軽なソフトの部類だと思います。もちろん、こっからが本番です。表示した地図データの見栄えを変えたり、ほかのデータを混ぜ合わせて分析してみたりと、できることはいっぱいあります。

 

それは、今後のお楽しみ。

 

では、おやすみなすって。