QGISをMacにインストールできないorz...できた!
「GISってなんだ」の回では、GIS(Geographic Information System:地理情報システム)についての超抽象的な私の解釈を紹介しました。何事も具体的に話をした方が内容がわかりやすいので、これからは徐々に具体的にしていきます。そのためにも、GISを体感できるツールを導入する必要がありますね。最強フリーGISのQGISをMac OSにインストールする手順を記録します。
ところが、Mac OS(Macbook air:OS X 10.9.5)にインストールしようとしたのですが、どうにもうまく行きません。その原因と対策について、私のケーススタディを記録することとします。
QGISサイトから、以前ダウンロードしたMac用インストールファイル(QGIS-2.6.0-1)がありましたので、いつも通りインストールpkgを開いたら、こんなエラー画面の連発です。
ほかにも、「GDAL framework is required」や「matplotlib is required」など言われたので、そのものを入れても入れてもどんどんエラーが出ます。こりゃ参ったと思い、QGISインストール時のエラーでググってみると、多少の対策記事が出てきました。
しかし、なんだか混み入った内容が多かったので、一度原点回帰します。
なんかQGISについてのコミュニティサイト的な↑ここを改めて見ると、
『そういや最新のQGISバージョンでインストールしようとしてなくない??』
と思いました。うん、最新バージョンでやってみよう!最新バージョンは、QGIS公式HPから辿っていきます。
そして、以下の順番で必要なナニカをインストール。。。
- GDAL_Complete-1.11(GDAL Complete → NumPy.pkgの順?)
- matplotlib-1.3.1-2
- QGIS-2.6.1-2
一応一つ一つ確認画面
1. GDAL_Complete-1.11(GDAL Complete → NumPy.pkgの順?)
ここからダウンロード。以下の画面を参考に。
ダウンロードしたdmgファイルを開くと以下の内容がでます。
たぶん、この二つをインストールすれば良いのだと思います。順番はよくわかりませんが、GDAL Complete → NumPy.pkgの順でインストールしました。
2. matplotlib-1.3.1-2 をインストール
これも先ほどのサイトの中にあります。ちょっと探しました。
この中身はシンプルに一つしかないので、素直にインストール。
3. QGIS-2.6.1-2 をインストール
これも先ほどのサイトから。
そして、dmgファイル内のreadmeファイルを見てみると、、、
なるほど、ここにすべてが書いてありましたね。
というわけで、これで無事にQGISがMac OSに導入できました!
ふぅ、やっとこれからGISを手元で実践できます。次回以降は、具体的データを用いて、データの表示方法や加工、分析方法を記録できれば良いと思っています。
では、Have a good trip ♪