Rでデータ読み込み1(ディレクトリの変更)


さて、Rネタが続きますが、あくまで自分のためです。

複数データをプロットの回では、matplotというコマンドを用いて複数データをまとめてプロットできました。こうゆうことが簡単にできるということがわかれば、なんだか世の中のデータをプロットしたいなぁなんて思ったり思わなかったりします。というわけで、今回はRにデータを読み込ませることを確認します。

と、データを読み込む前に、まず以下のコードを実行!

getwd()

するとどうでしょう、こんな値が返ってきます。

> getwd()
[1] "/Users"

getwd()は、現在Rが作業しているディレクトリの場所を教えてくれるコマンドです。現在、私は"/Users"というディレクトリ(フォルダ)で作業しています。ということを意味しています。つまり、このフォルダに読み込みたいデータを入れておけば、後で紹介するコマンドで読み込むことができます。

しかしながら、こんな上の階層(ルート"/"に近い)ディレクトリではあまり作業したくないですよね。きっと専用のフォルダを作成している方がやりやすいので、そのディレクトリに作業ディレクトリを変更する手続きをします。

 

■R本体での設定方法

(Mac) 「その他 > 作業ディレクトリの変更」 で任意の場所を指定

(Win) 「ファイル > ディレクトリ変更?」 で任意の場所を指定

※今はMacで実行しているのでWinの設定画面は不明瞭。ただしWinのR画面の方がわかりやすい。

 

■RStudioでの設定方法(RStudioについては過去エントリ参照)

コンソール画面の上部にある矢印をクリック

f:id:demacassette:20150118012406p:plain

 

> 右下の画面の「Files」で任意のフォルダに移動

 > 「move」ボタンをクリックし、「set as working directory」をクリック

f:id:demacassette:20150118012505p:plain

少々厄介ですが、慣れるとこっちの方がスムースですね。

 

さて、変更できたがどうか確認するためもう一度おまじないを

> getwd()
[1] "/Users/Desktop/R_study/in_data"

など、任意のディレクトリが表示されれば、最初の一歩が終わりです。

以外と長くなったので、読み込みとデータ処理は次回とします。